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菅氏に2票、石破茂氏に1票 党岡山県連の予備選配分

新総裁の誕生を喜ぶ自民党県連の幹部=14日、県議会
新総裁の誕生を喜ぶ自民党県連の幹部=14日、県議会
菅氏に2票、石破茂氏に1票 党岡山県連の予備選配分
 菅義偉官房長官が制した14日の自民党総裁選で、党岡山県連は県内の党員・党友を対象にした予備選の結果、得票に応じたドント方式で持ち分の3票のうち菅氏に2票、石破茂元幹事長に1票を配分した。新総裁誕生に、幹部からは地方重視の政策を求める声が上がった。

 13日正午に締め切った予備選では、党員・党友2万2139人のうち1万1656人が投票。投票率は52・65%で、2018年9月の前回(58・62%)から5・97ポイントダウンした。同日午後に岡山市内の県連事務所で職員が開票作業に当たった。

 14日の総裁選後に発表された結果では、菅氏が6270票で過半数を獲得。一方、石破氏は4233票で3割強を集め、1132票の岸田文雄政調会長を離した。石破氏支援に回った県関係国会議員の存在などもあって全体とは異なる展開となった。

 結果を受け、県連幹部が県議会内で会見。天野学幹事長は「秋田県出身の菅氏は、総務相在任時にふるさと納税を発案するなど地方への思いが人一倍強い。東京一極集中を是正してほしい」と述べた。同席した河本勉総務会長は「多様な意見を尊重する政治を期待したい」とした。

 投票のため都内であった両院議員総会に出席した県連の加藤浩久政調会長は「各自治体の意見を吸い上げ、あらゆる施策に反映させる姿勢を望みたい」と要望。内山登県議団長も「党トップとしてアフターコロナ、ウィズコロナの指針を示してほしい」と早急な対応を求めた。

9人のうち6人が菅氏を支持 県関係の自民国会議員

 14日の自民党総裁選で、県関係の同党国会議員は9人のうち6人が菅義偉氏を支持した。岸田文雄氏には2人、石破茂氏には1人が投じた。

 菅氏を選んだのは竹下派の加藤勝信厚生労働相(衆院岡山5区)、橋本岳厚労副大臣(同4区)、池田道孝氏(衆院比例中国)、小野田紀美氏(参院岡山)と、麻生派の阿部俊子氏(衆院岡山3区)、細田派の石井正弘氏(参院岡山)。無派閥の逢沢一郎氏(衆院岡山1区)と岸田派の藤井基之氏(参院比例)は岸田氏に、石破派の山下貴司氏(衆院岡山2区)は推薦人にもなった所属派閥のトップに投票した。

 選挙管理委員長代理のため態度表明を控えていた逢沢氏は、かつて宏池会(現岸田派)に所属した経緯も踏まえたと説明。「新型コロナウイルスという未曽有の危機の中での政権スタートとなる。菅氏を先頭に自民党の英知を結集して打開していかなければならない」と話した。

(2020年09月14日 20時31分 更新)

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