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撮り方を工夫すればプロポーズ? 矢掛に「ウオールアート」次々

矢掛町内の店舗に飾られている“ウオールアート”。花束の絵は撮り方を工夫すれば、プロポーズをするようにも見える
矢掛町内の店舗に飾られている“ウオールアート”。花束の絵は撮り方を工夫すれば、プロポーズをするようにも見える
店舗壁面にマグネットシートを貼り付ける溝手さん
店舗壁面にマグネットシートを貼り付ける溝手さん
 花束や風船、ハートマーク…。最近、岡山県矢掛町内にある店舗の壁面に目を引く「ウオールアート」が次々と出現している。“SNS映え”するスポットをつくって観光客を呼び込みたいと、矢掛高3年の溝手悠太さん(17)が企画、「趣向を凝らした写真を撮って投稿し、矢掛を発信してほしい」と呼び掛けている。

 地域おこしに興味があり、町内の一部の店舗に観光客が集中していると感じていた溝手さんが、「他にもたくさんある魅力的な店を知ってもらいたい」と、各地で注目を集めるウオールアートに着目。「矢壁プロジェクト」と銘打ち、2019年1月ごろから飲食店やパン店、ネイルサロンなどの店主の協力を得て、壁面にさまざまなステッカーを飾り付けている。現在、準備中も含めると10カ所で展開する。

 飾り付けるステッカーは、溝手さんが持つイメージを専門業者に伝え制作してもらっている。いずれもカラフルで、若者受けしそうなデザイン。花束や雨傘のイラストは、撮り方を工夫すればプロポーズや雨宿りしているように写すことができる。

 同町矢掛の塗装業「倉敷塗装」では8月下旬から、これまでとは少し違った企画に挑戦。「#SO CUTE!!」「#yakabe」といった文字をデザインしたマグネットシート約20枚を壁面に貼り付けた。

 好きな場所に貼ったり手に持ったりして写真を撮ることが可能で、同社の牛之浜広恵社長(39)は「自由に撮影道具に使ってもらいたい」といい、プロジェクトによる地域発信に期待する。

 岡山市北区在住で同高まで通学している溝手さんは将来、矢掛に移住するつもりという。「活動に多くの人が喜んで協力してくれ、さらに矢掛が好きになった。これからもずっと、地域を盛り上げる手伝いをしたい」と力を込める。

(2020年09月12日 18時14分 更新)

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