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アマビエのお守りと箸置き コロナ収束願い牛窓神社が頒布

赤穂雲火焼のアマビエのお守り(左)と箸置き
赤穂雲火焼のアマビエのお守り(左)と箸置き
アマビエのお守りと箸置きを持つ岡崎宮司(右)と長棟さん
アマビエのお守りと箸置きを持つ岡崎宮司(右)と長棟さん
 牛窓神社(瀬戸内市牛窓町牛窓)が、兵庫県の伝統的工芸品・赤穂雲火焼のお守りと箸置きの頒布を始めた。新型コロナウイルスの早期収束を願い、表面に疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」をデザインしている。

 雲火焼は備前焼と同様に釉薬(ゆうやく)を使わずに焼き締め、夕焼け空を思わせる色彩が特徴という。お守りは縦10センチ、横4センチ、箸置きは縦7センチ、横4センチ。いずれもアマビエのぱっちりとした目やうろこ、長い髪を描いている。

 兵庫県赤穂市の私設美術館・桃井ミュージアム支配人で、雲火焼作家でもある長棟光亮さん(47)が創作した。目やうろこは型を使って表現し、髪は爪先で描いたという。コロナの語呂合わせで合計「567」個を用意した。

 今月4日に奉納祭があり、岡崎義弘宮司(64)らが祝詞殿でおはらいをした。お守りは初穂料千円、箸置きは同700円で頒布している。

 お守りと箸置きの奉納は、幹に結び目が付いた「縁(円)結びのクロマツ」が、牛窓神社近くから桃井ミュージアムに昨年移植されたのがきっかけとなり、長棟さんが同神社に提案した。

 「参拝者らの不安解消につながれば」と長棟さん。岡崎宮司は「祭りの中止など暗いニュースが多いので、明るい話題を提供してもらえてありがたい」と話している。

(2020年09月11日 22時21分 更新)

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