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豪雨被害から2年ぶり全面再開 建部町総合スポーツセンター

復旧工事が終わり、全面再開した建部町総合スポーツセンター
復旧工事が終わり、全面再開した建部町総合スポーツセンター
 2018年7月の西日本豪雨で施設全体が浸水被害を受けた建部町総合スポーツセンター(岡山市北区建部町川口、約6・5ヘクタール)の復旧工事が終わり、1日、2年2カ月ぶりに利用が全面的に再開された。流れ込んだ土砂を撤去し、破損した設備を修繕した。

 センターは旭川の河川敷にあり、豪雨時の旭川ダムの放流による増水で水に漬かった。野球場、ソフトボール場、テニスコート4面、グラウンドゴルフ場など施設全体が水没した。大量の土砂が流れ込んでグラウンドなどに堆積し、野球場のネットやフェンスは破損。テニスコートもひび割れるなど壊滅的な被害を受けた。

 市は18年12月から測量設計を行い、19年10月から復旧工事を開始。土砂を取り除いてグラウンドを整備し、壊れたネットやテニスコートの修繕を行った。野球場は芝生も張り替えた。総事業費は約2億6900万円。

 長年、地元を中心に幅広い世代の利用がある施設で、17年度は約2万1500人の利用があった。センターは「長い工事を終えてようやく再開できた。再び地域の子どもたちやお年寄りのスポーツ、健康づくりに利用してほしい」としている。

 再開を記念して5日、地元の建部町地区や西大寺地区、赤磐市の少年野球3チームによる交歓大会が開催される。

 センターは旧建部町が1980年に整備し、合併に伴って市が引き継いだ。

(2020年09月01日 19時59分 更新)

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