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岡山市、PCR検査の対象拡充へ 医療、教育従事者の積極的利用を

会見する大森市長
会見する大森市長
 岡山市の大森雅夫市長は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、10月からPCR検査の対象を大幅に拡大すると発表した。医療や教育の従事者が体調を崩した場合に、積極的に検査を受けられる仕組みを整備する。

 対象は医療、介護、福祉、教育、保育などの業務に携わる約3万6600人。現在は対象に入らないような軽い症状でも医療機関で検査できるようにする。検査費は無料で、市が負担する。回数の制限は設けない。市は今後、各施設の管理者などに働き掛け、意識づくりにも取り組む。

 また、集団感染発生が懸念される場合にも対象を拡大する。感染判明者と接触した人の同居家族らは、症状がなくても検査して感染拡大を防ぐ。

 市内ではこれまでの半年間で約3200回のPCR検査が実施されている。市は今回の拡充によって検査が2万回増加すると想定。費用は1億5千万円を見込む。

 大森市長は記者会見で「検査対象を広げて感染拡大や重症化のリスクを早期に抑え、市民の健康を守るとともに不安の払拭(ふっしょく)につなげたい」と述べた。

(2020年08月27日 20時49分 更新)

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