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車内の混雑状況、リアルタイムで 宇野バス 「密」回避へ新サービス

宇野自動車のサイトに表示されたバスの混雑状況
宇野自動車のサイトに表示されたバスの混雑状況
バスの運転席に設置された混雑情報を発信する装置
バスの運転席に設置された混雑情報を発信する装置
 路線バスを運行する宇野自動車(岡山市北区表町)は、車内の混雑状況をスマートフォンなどでリアルタイムで確認できる新たな取り組みを始めた。サービス向上に加え、新型コロナウイルス対策の「密」回避につながるとして導入した。同社によると、リアルタイムで状況を把握できる仕組みは全国的にも珍しいという。

 バスの発着時刻などを検索できる同社のサイト「じぶんバス停」や、米グーグルが提供する地図サービス「グーグルマップ」に新サービスとして追加。利用したいバス停を調べると、運行中のバスの到着予定時刻などと一緒に、混雑度が「席あり」「席なし」「立ち少し」「立ち多い」の4段階で示される。

 混雑情報は各バスの運転手が発信。全車両の運転席にレバーで混雑状況を送信できる装置を取り付けており、乗降のあったバス停ごとに情報を更新する。

 新サービスは、利用者から「混雑したバスの見分けがつかないので、乗車率が知りたい。新型コロナの密対策になるのでは」との声が寄せられたのを受け、6月上旬に開発に着手。同月中旬に試作品が完成し、7月末までに全45台に設置した。

 同社は「新型コロナの収束が見えない中、少しでも安心してバスに乗ってもらえれば」としている。

 「じぶんバス停」は同社のホームページからアクセスできる。

(2020年08月28日 15時43分 更新)

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