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欧米金融、コロナに備え5兆円 4~6月、融資先悪化で費用5倍

 欧米主要11金融機関の与信関係費用
 欧米主要11金融機関の与信関係費用
 【ロンドン共同】欧米の主要11金融機関が、融資先企業の経営悪化や破綻に備えて計上した貸倒引当金などの与信関係費用が、2020年4~6月期で計約460億ドル(約4兆9千億円)に上ったことが13日までに分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で融資が焦げ付き、多額の損失発生の恐れがあることが理由で、前年同期の4・8倍に膨れ上がった。

 その結果、11の金融機関の多くが減益または赤字を余儀なくされた。日本の大手銀行でも与信関係費用が急増。コロナ禍が長期化すれば、世界的に金融機関の経営体力を奪い、企業への貸し出しを絞るなど悪循環に陥る可能性がある。

(2020年08月13日 09時08分 更新)

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