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被災者貸し付け3割未返済 東日本大震災、3県で28億円

 緊急小口資金の貸出額
 緊急小口資金の貸出額
 東日本大震災の被災者に最大20万円を貸し付けた緊急小口資金を巡り、岩手、宮城、福島3県で貸出額の3割に当たる約28億円が返済されていないことが13日、窓口の社会福祉協議会への取材で分かった。1世帯当たりの額は小さいが、件数が膨大で回収は難航。関係者からは「災害で困窮した人に返済を迫るより、給付にすべきだ」と制度への疑問の声も上がる。

 同資金は国や県が原資を負担し、当面の生活費などを3年間無利子で貸す制度。東日本大震災では、3県で計6万8千件の約96億円が貸し出された。全て返済期限を過ぎている。

(2020年08月13日 08時47分 更新)

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