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シネマ・クレール“ツバメ保護” 日本野鳥の会が感謝状

シネマ・クレール丸の内の駐車場壁面に作られたツバメの巣。外敵から身を守るネットを設けている(日本野鳥の会県支部提供)
シネマ・クレール丸の内の駐車場壁面に作られたツバメの巣。外敵から身を守るネットを設けている(日本野鳥の会県支部提供)
丸山支部長(右)から感謝状を受け取る浜田支配人
丸山支部長(右)から感謝状を受け取る浜田支配人
ツバメの巣が10個以上ある「みずの郷奥津湖」の軒下。ふんを受ける傘をつるしてある(日本野鳥の会県支部提供)
ツバメの巣が10個以上ある「みずの郷奥津湖」の軒下。ふんを受ける傘をつるしてある(日本野鳥の会県支部提供)
 日本野鳥の会(東京)は、個体数が減少しているとされるツバメの保護活動に取り組む企業・団体として、映画館「シネマ・クレール丸の内」(岡山市北区丸の内)と観光物産施設・奥津湖総合案内所「みずの郷奥津湖」(岡山県鏡野町河内)を選び、11日、シネマ・クレール丸の内に感謝状を贈った。みずの郷奥津湖には18日に贈呈する。

 同会が2019年に始めた取り組みで、県内から選ばれたのは初めて。鳥獣保護法で、ツバメなど野鳥の巣はひながいる間は原則撤去できないが、同会によると、衛生面から巣を取り除くケースが相次ぎ、そのことが個体数減少の要因の一つになっているという。

 シネマ・クレール丸の内は駐車場の壁面に巣があり、ひながカラスに襲われるなどしたことから防護ネットを設置。その後は6羽が無事巣立ったという。みずの郷奥津湖では軒下にできた巣が年々増え、現在は十数個に。巣の下にふんを受けるための傘をつるすなどして、ひなの成長を見守っている。

 この日、日本野鳥の会県支部の丸山健司支部長(73)がシネマ・クレール丸の内を訪れ、「これからも協力してほしい」と浜田高夫支配人(70)に感謝状を手渡した。浜田支配人は「選んでくれた縁を大切にしながら保護に取り組んでいきたい」と話した。

 同会では今年、県内の2カ所を含めて計6カ所に感謝状を贈ることを決めている。

(2020年08月11日 23時08分 更新)

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