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「備前黒皮南瓜」食べ歩いて 初のスタンプラリー 9月末まで

備前黒皮を前にスタンプラリーをPRする「復活させる会」のメンバー
備前黒皮を前にスタンプラリーをPRする「復活させる会」のメンバー
「備前黒皮南瓜」食べ歩いて 初のスタンプラリー 9月末まで
 カボチャの在来種「備前黒皮南瓜(かぼちゃ)」を使ったメニューを食べ歩くスタンプラリーが9月末まで行われている。備前地域でかつて栽培が盛んだった備前黒皮の生産振興に弾みをつけようと、瀬戸内市の住民グループ「日本カボチャ備前黒皮を復活させる会」が初めて企画した。

 対象店は天ぷらやサラダ、ピザなどにして提供する岡山、備前、瀬戸内市の13店。参加者は名刺サイズのスタンプカードに3店分のスタンプを押せば、事務局の食品卸・大町(同市長船町東須恵)が運営する駄菓子専門店「日本一のだがし売り場」(同所)で炭酸せんべいと引き換えてもらえる。

 さらに抽選で5人には備前黒皮を使った商品の詰め合わせ(3千円相当)が当たる。スタンプカードは参加各店でもらえる。

 備前黒皮は日本カボチャの代表品種で、実がやわらかく自然な甘みが特徴。昭和初期には同市を中心に備前地域で種を取り継いで栽培されていたが、甘みが強い西洋カボチャに押され、自家消費用に作る農家がわずかに残るだけという。

 地域資源の備前黒皮を広く活用しようと、2014年に発足した「復活させる会」は、県農業研究所が伝統野菜として保存している種を譲り受け、栽培を振興してきた。販路開拓も進めており、20年は3トンの収穫を予定している。

 代表を務める安達勇治会長(大町常務)は「みずみずしく昔懐かしい味わいを生かしたメニューを食べ比べてほしい」と呼び掛ける。詳細は復活させる会ホームページ(https://bizenkurokawa.webnode.jp)に掲載している。問い合わせは事務局(0869―26―6580)。

(2020年08月10日 07時08分 更新)

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