総社市福井のヒイゴ池湿地で、サギソウが咲き始めた。シラサギが羽を広げたような清楚(せいそ)な白い花が、湿地の緑に涼感を添えている。
サギソウは日当たりの良い湿地に育つラン科の多年草。同湿地は県内有数の自生地として知られている。管理する北の吉備路保全協会によると、例年より1週間ほど遅く、7月下旬に開花を初確認。7日は、シーズン終盤のハッチョウトンボが、サギソウに止まって羽を休める珍しい光景が見られた。
花の最盛期はお盆ごろで、9月初旬までは楽しめるという。同協会は「湿地に立ち入らないようマナーを守って観賞して」と呼び掛ける。
サギソウは日当たりの良い湿地に育つラン科の多年草。同湿地は県内有数の自生地として知られている。管理する北の吉備路保全協会によると、例年より1週間ほど遅く、7月下旬に開花を初確認。7日は、シーズン終盤のハッチョウトンボが、サギソウに止まって羽を休める珍しい光景が見られた。
花の最盛期はお盆ごろで、9月初旬までは楽しめるという。同協会は「湿地に立ち入らないようマナーを守って観賞して」と呼び掛ける。
(2020年08月08日 07時41分 更新)