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さっとゆでたオクラを刻み、すり…

 さっとゆでたオクラを刻み、すりおろした長芋と納豆を混ぜて、ご飯と一緒にかき込む。三つのネバネバ食材を合わせた一品が拙宅の夏バテ予防の定番になっている▼夏野菜のオクラを入れることでネバネバの中にシャキシャキ感が出る。その効果については不明なのだが、なんとなく「粘り強さ」につながる気がして食べ続けている▼オクラはアフリカ原産のアオイ科の植物で、日本で一般的に食べられるようになったのは戦後になってからだという。食物繊維やビタミン類が豊富で、インドやアフリカでは利尿剤、強壮剤などとして利用されていると「身近な野菜の奇妙な話」(森昭彦著)に紹介されていた▼あまり知られていないが、きょうは「オクラの日」だ。日本記念日協会のホームページには、岩手県で青果業を営む夫妻が、切り口が星形をしていることから、旧暦の七夕のころに食べると願いごとがかなうのでは、との思いを込めて登録申請し、認められたとある。夏バテ予防の願いも込められている▼長かった梅雨が終わったら、今度は連日、猛暑に襲われている。不順な天候にコロナ禍も加わる。夏野菜の力も借りて何とか乗り切りたい▼きょうは「立秋」でもある。暑中見舞いから残暑見舞いに時候のあいさつも変わる。猛暑も残りわずかだと、気分だけでも変えてみよう。

(2020年08月07日 08時00分 更新)

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