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伝統の「松山踊り」今年は動画で 中止受け高梁市観光協が募集

松山踊りの動画募集を呼び掛ける高梁市観光協会の動画の一場面
松山踊りの動画募集を呼び掛ける高梁市観光協会の動画の一場面
 高梁市観光協会は、松山踊り(岡山県重要無形民俗文化財)を踊る動画を6日から募集する。新型コロナウイルスの影響で夏の名物行事「備中たかはし松山踊り」が中止になったのを受け、それに代わる披露の場として企画。投稿サイト・ユーチューブで15日から公開し、370年以上続く伝統の魅力を発信する。

 動画は、各自が踊る様子をスマートフォンを縦向きにして撮影(30~60秒間、20メガバイト以内)し、同協会ホームページに設ける専用フォームから投稿する。服装は浴衣や制服、着ぐるみなど自由。踊る人数も問わない。締め切りは12日。

 ユーチューブにある同協会の公式チャンネルで公開するほか、吉備ケーブルテレビ(同市落合町阿部)が14日午後7時~8時に放映する番組でも使う。

 同協会は「今年は動画を通じて踊りに参加し、高梁の夏の風物詩を共有してほしい」と呼び掛けている。

 松山踊りは地踊り、ヤトサ、仕組(しぐみ)踊りの3種類で構成され、最も古い地踊りは1648年、備中松山藩主が五穀豊穣(ほうじょう)などを願って民衆に踊らせたのが起源とされる。毎年8月14~16日、市中心部で繰り広げられ、中止は記録が残っていない戦時中を除けば、感染症がまん延した1899年以来という。

 問い合わせは同協会(0866―21―0461)。

(2020年08月06日 08時01分 更新)

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