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湿地に純白の彩り サギソウかれん 県自然保護センターで開花

かれんな姿で咲くサギソウ
かれんな姿で咲くサギソウ
 岡山県自然保護センター(和気町田賀)で、希少種のサギソウが開花。羽を広げたシラサギを思わせる純白の花が湿地を彩っている。

 ラン科の多年草で日当たりの良い湿地に自生。長さ15~40センチの茎の先に3センチほどの花を咲かせる。県内全域に分布していたが、土地開発などで減少。環境省レッドリストは準絶滅危惧種、県レッドデータブックは絶滅危惧II類に指定している。県内ではヒイゴ池湿地(総社市)や龍泉寺(岡山市)などで見られる。

 県自然保護センターは1991年の開所時から湿生植物園(約0・8ヘクタール)で保護に取り組み、今年は例年並みの7月27日に開花を確認。8月下旬まで楽しめるという。同センターは「湿原を代表する貴重な植物。かれんな姿を楽しんで」としている。

 16日午前10時~正午、観察会を開催。岡山理科大学長を務めていた波田善夫さんが解説する。無料で申し込みは不要。新型コロナウイルスの感染予防のため、マスクを着用する。小雨決行。問い合わせは、県自然保護センター(0869―88―1190)。

(2020年08月06日 11時07分 更新)

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