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上半期…在宅時間増え 刑法犯減り 県警認知件数、最少3930件

上半期…在宅時間増え 刑法犯減り 県警認知件数、最少3930件
 今年上半期(1~6月)に岡山県警が認知した刑法犯の件数は、前年同期比12・9%減の3930件(暫定値)で、統計が残る1989年以降で最少だったことが分かった。新型コロナウイルスの感染が広がった3月から急激に減っており、県警は外出の自粛で犯罪の発生や被害に遭うリスクが低下したことが主な要因とみている。

 月ごとの認知件数は1月が754件(前年同期646件)、2月が667件(同644件)といずれも増加したが、3月は693件(同754件)と減少に転じた。緊急事態宣言が発令された4月以降の減り幅は280~162件で推移し、3カ月連続で前年同期を下回った。

 犯罪別では、侵入窃盗が247件(同446件)とほぼ半減した。このうち、空き巣は86件(同118件)で21・7%、事務所荒らしは29件(同58件)で50・0%の減少となり、県警生活安全企画課は「在宅時間が増えたことなどで、犯人は侵入する隙を見つけにくかったのだろう」と分析する。

 乗り物盗などの街頭犯罪も減り、自転車盗は812件(同982件)で17・3%減、傷害は128件(同169件)で24・3%減だった。

 同課は「新型コロナウイルスという特殊要因によって犯罪の発生が抑えられている側面がある。決して油断はできず、パトロールや啓発活動などで引き続き防犯に努めていきたい」としている。

(2020年08月03日 21時12分 更新)

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