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高齢者救助 備前中の6人を表彰 雨の中、見事な連携プレー

男性を救助し表彰された備前中の生徒6人
男性を救助し表彰された備前中の生徒6人
 備前市伊部の路上に倒れていた高齢者を、下校していた備前中(同)の2年生6人が、見事な連携プレーで救助した。雨が降る中、持っていたハンカチで男性の顔を拭うなど適切な行動を取った6人は31日、東備消防組合から表彰された。

 耒田凛久さん(14)▽横山拓人さん(13)▽永宗隼さん(14)▽虫上陽斗さん(14)▽永岡歩美さん(14)▽江原爽渚さん(13)―の6人。

 東備消防組合などによると、13日午後4時50分ごろ、帰宅していた永岡さんと江原さんが雨の中、倒れている80代の男性を発見。2人は「大丈夫ですか」などと声を掛け、近くにいた4人にサポートを求めた。

 6人は通りがかった男性に119番通報を依頼。救急車が到着するまで約20分間にわたって、男性がぬれないよう雨がっぱを体にかけるなど適切なケアを行った。

 男性は誤って転倒したとみられ、膝を打撲するなどしていたが、現在は回復している。

 表彰式が31日、備前中であり、緑川久雄消防長が「皆さんの行動がなければ、男性は危険な状況だった。勇気ある行動を忘れず、優しい大人になってほしい」と、一人一人に表彰状を手渡した。

 授業の一環として、心肺蘇生(そせい)法などの救命処置を昨年学んでいたこともあり、「落ち着いて行動することができた」と6人。「男性が無事で本当に良かった」と笑顔を見せた。

(2020年07月31日 18時01分 更新)

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