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マラソン前田「今できることを」 五輪開幕1年を切り決意新た

当面は秋の世界ハーフを目標に調整する前田穂南=岡山県補助陸上競技場
当面は秋の世界ハーフを目標に調整する前田穂南=岡山県補助陸上競技場
 東京五輪女子マラソン代表の前田穂南(天満屋)が29日、岡山市内で報道陣の取材に応じ、開幕まで1年を切った本番に向け「メダルを目指し、継続して練習していく」と語った。国内でも新型コロナウイルス感染症が再拡大し、開催は依然不透明な状況だが、「オリンピック(について考える)より、今できることをしたい」と惑わされることなく準備を進める。

 5カ月ぶりのレースだった今月のホクレン中長距離チャレンジ(北海道)は5000メートルで15分31秒51、1万メートルで31分34秒94の自己ベストをマーク。五輪延期決定後に取り組んだスピード強化の成果を示し、「ほぼ目標通りのタイム。スピードが出ていることを確認できた」と振り返った。

 出場を検討していた秋のベルリン・マラソンはコロナ禍で中止が決定。新たに代表に決まった10月の世界ハーフマラソン(ポーランド)への参戦も今後の感染状況次第だが、「出られるのなら、速い展開の中でどれだけ走れるかを試し、自己記録(1時間9分8秒)を更新したい」と意欲を見せた。

 17日に24歳を迎えた。武冨豊監督は「自分自身に対して自信を持ってレースをできるようになった」と成長を認め、「身に付いてきたスピードを生かした走りを追求していく。フルマラソンを走らず東京に向かう選択肢もある」とした。当面は世界ハーフを目標に国内合宿などで調整していく。

(2020年07月29日 18時36分 更新)

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