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企画展専用スペース 3号館開設へ 現代玩具博物館・オルゴール夢館

企画展専用スペースとなる3号館
企画展専用スペースとなる3号館
展示予定の西田さんの作品
展示予定の西田さんの作品
西田明夫さん
西田明夫さん
 美作市湯郷の現代玩具博物館・オルゴール夢館は、企画展専用スペースとなる3号館を本館近くに開設する。オープン記念として8月1~16日、からくり人形作家で初代館長を務めた故・西田明夫さん(1946~2009年)の作品を集めた展示会を開く。

 3号館は本館の北約70メートルの位置にある、空き店舗だった平屋約60平方メートルを改装。展示品が引き立つように内装を白い壁で統一するなどして、6月末に完成した。

 西田さんは兵庫県明石市出身。1988年に旧東粟倉村に移住してペンションを経営するとともに「オートマタ」と呼ばれるオルゴールを動力にした西洋風のからくり人形の創作活動を始めた。日本の代表的なオートマタ作家として、玩具やインテリア作品を手掛けていた。

 作品展は「西田明夫の世界展」と銘打ち、初期から晩年までの大小約100点を展示する予定。ハンドルを回すと馬が勢いよく走るように見える競馬の作品やブタのキャラクターがかわいらしく踊る逸品などがある。

 倉敷市で活動していた組み木デザイナー小黒三郎さん(84)=神奈川県鎌倉市=の寄付を基に発足した現代玩具公募展の実行委が主催。3号館は公募展での受賞作展示場所としても利用する予定。

 橋爪宏治館長は「オートマタの世界に興味を持ってもらい、創作玩具を広めるためのスペースとして3号館を地域に浸透させていきたい」と話している。

 8月8~10日にはオートマタの創作体験などができるイベントも開く。問い合わせは同館(0868―72―0003)。

(2020年07月26日 07時03分 更新)

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