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特殊詐欺ストップ 啓発動画を制作 県立大生 手口や対策分かりやすく

西辻さん(左)ら啓発動画を手掛けた県立大の学生
西辻さん(左)ら啓発動画を手掛けた県立大の学生
特殊詐欺被害防止の啓発動画の一場面
特殊詐欺被害防止の啓発動画の一場面
 後を絶たない特殊詐欺被害を防ぐため、岡山県立大(総社市窪木)の学生が啓発動画を制作した。県警などと協働して企画や出演、撮影を手掛け、犯行の手口や対策を分かりやすく紹介している。

 動画は計5本。「カードすり替え編」(3分41秒)では、警察官を名乗る犯人が「キャッシュカードが悪用されている」と高齢者宅に電話をかけ訪問。玄関で封筒に入れたカードを受け取り、相手の隙を見てすり替える手法を再現している。

 留守番電話を使った対策や、大学生にアルバイト感覚で詐欺に加担しないよう注意を促すバージョンもある。一般の防犯ボランティアらが出演した。

 学生は映像サークルのメンバー8人。県警の依頼を受け、同年代の若者にも関心を持ってもらおうと、バラエティー番組風にナレーションを入れている。

 デザイン学部4年西辻理央さん(22)ら3人が17日、県警本部を訪問。小倉誠生活安全部長にDVDを手渡した後、仕上がった動画を披露した。

 西辻さんは「一人一人の大切な財産を守れるよう貢献したい。加害者になってしまう若者が減ることにもつながれば」と話した。

 県警はDVDとブルーレイの計150枚を自治体や金融機関などに配るほか、インターネットの動画投稿サイトで公開する予定。生活安全企画課は「学生目線で工夫され、楽しんで見られる。積極的に活用していく」としている。

(2020年07月19日 09時14分 更新)

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