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柔らかな黄色い光 夏限定の夜景 赤磐の桃畑、防蛾灯ともる

柔らかな黄色い光を放つ桃の防蛾灯。都会とはまた違う、味わい深い夜景をつくりだしている=17日午後7時34分、赤磐市鴨前
柔らかな黄色い光を放つ桃の防蛾灯。都会とはまた違う、味わい深い夜景をつくりだしている=17日午後7時34分、赤磐市鴨前
桃の木のそばにある防蛾灯。害虫から実を守る「番人」だ
桃の木のそばにある防蛾灯。害虫から実を守る「番人」だ
遠くから眺めると、灯籠にもペンライトにも見える
遠くから眺めると、灯籠にもペンライトにも見える
 日が暮れると、柔らかな黄色い光が、ぽつり、ぽつりと、ともり始める。ここは赤磐市南部の桃畑。遠くから眺めると、灯籠かペンライトが、幾重にも連なっているように見える。果たしてその正体は―。

 実はこれ、桃の甘い汁を吸う害虫を追い払うための光。蛍光灯やLEDを使った防蛾灯(ぼうがとう)だ。桃の木のそばに立てた支柱の先端に取り付けられ、不夜城のごとく、明け方まで光を放つ。都会とはまた違う、味わい深い、夏限定の夜景をつくりだしている。

 白鳳や清水白桃、黄金桃…。豊富なラインアップをそろえる岡山県内有数の産地を守るため、「桃の番人」は、まばゆい光で、きょうも働き続ける。

(2020年07月18日 16時59分 更新)

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