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ご当地プレート原画に松尾さん 高梁市、ベンガラ染めイメージ

オリジナルナンバープレートに決まった原画を披露する松尾さん
オリジナルナンバープレートに決まった原画を披露する松尾さん
 高梁市が備中松山城(内山下)の猫城主として活躍する雄猫・さんじゅーろーの公式イラストを用い、11月の交付開始を目指すバイク用(50cc以下)のオリジナルナンバープレートの原画に、城南高デザイン科(原田北町)の3年松尾真珠さん(17)の作品が決まった。

 松尾さんの作品は市を代表する観光地の一つ・吹屋ふるさと村名物のベンガラ(赤色顔料)染めをイメージし、青空の下で風に揺れるベンガラ色ののれんを描いた。左側に配した公式イラストの背景にはベンガラと特産品のピオーネ、シャインマスカットの色にそれぞれ見立てた3本の横線を走らせている。

 さんじゅーろーは2018年の西日本豪雨直後に城にすみ着いて話題になり、激減した入城客の回復に貢献した。ナンバープレートは、その人気にあやかって豪雨からの復興と新型コロナウイルス禍克服の機運を高めようと、公式イラストを使う条件で市が4月、同科3年生17人に原画制作を依頼していた。

 13日に市役所で審査会を開き、生徒全員が作品に込めた思いを発表。近藤隆則市長と今年4月採用の市職員9人の審査で松尾さんが最優秀賞に輝いた。

 松尾さんは「色合いや線の長さを何回も調整しながら吹屋らしさを表現した。自分が考えたプレートが付いたバイクを見るのがとても楽しみ」と話している。

 優秀賞には石神翔汰さん(17)、青井晴香さん(18)、細川扇音さん(17)の作品が選ばれた。全生徒の作品はプレート交付時期に合わせて市内に展示する予定。

(2020年07月20日 14時34分 更新)

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