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鬼より暑さ退治を 気候変動に警鐘 WWFジャパン、岡山など題材

桃太郎像を背景に、うだるような暑さを伝える岡山県のイラスト(WWFジャパン提供)
桃太郎像を背景に、うだるような暑さを伝える岡山県のイラスト(WWFジャパン提供)
広島県は名物のお好み焼きを地面で焼くイラストが描かれた(WWFジャパン提供)
広島県は名物のお好み焼きを地面で焼くイラストが描かれた(WWFジャパン提供)
香川県は食糧危機で閉店したうどん店をイメージ(WWFジャパン提供)
香川県は食糧危機で閉店したうどん店をイメージ(WWFジャパン提供)
 環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、気候変動に警鐘を鳴らす特設サイト「未来47景」を開設した。地球温暖化によって変容したイメージを都道府県ごとにイラストで表現し、岡山はJR岡山駅東口広場の桃太郎像をモチーフとしている。

 タンクトップにサングラス姿の女性は、桃太郎と同じポーズで日差しを遮る。傍らの子どもは水筒を両手で持ってがぶ飲みし、犬は口を開け、舌を出してハアハア…。添えられたキャッチコピーは「鬼より暑さを退治せよ!?」。特設サイトを開き「岡山県」を選ぶと、うだるような暑さを伝える描写が目に飛び込んでくる。

 「気候危機が愛着のある地元の風景や暮らしに影響することを知り、温暖化を防ぐ行動に移してほしい」とWWFジャパン。サイトでは、今世紀末に日本の平均気温が4・4度上昇するとの予測をはじめ、海面上昇や台風被害拡大の懸念が示され、省エネ機器の導入や無駄のない消費行動といった個人でできる対策が紹介されている。

 47のイラストは名所や名物にちなみ、アスファルトで焼かれるお好み焼き(広島)▽食糧危機で閉店に追い込まれたうどん店(香川)▽水没した街に立つ東京スカイツリー(東京)―などを描いている。無料でダウンロードし、ポスターとしても利用できる。

(2020年07月16日 22時30分 更新)

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