山陽新聞デジタル|さんデジ

SNSの「援交」「パパ活」警告 岡山県警、性被害防止へ取り組み

援助交際をうかがわせる投稿に対する県警の警告メッセージ
援助交際をうかがわせる投稿に対する県警の警告メッセージ
 岡山県警は、SNS(会員制交流サイト)上で未成年者がからむ援助交際などに関する投稿を見つけ出し、投稿者に直接、警告メッセージを送る取り組みを進めている。SNSを通じて未成年者が性犯罪に巻き込まれる事件が相次いでおり、被害を未然に防ぐ狙い。

 サイバーパトロールの一環で、少年課がツイッターの公式アカウントを2月に開設した。援助交際のほか、金銭を対価にデート相手を募集する書き込みも警告対象とし、課員が「援交」「パパ活」といったキーワードが含まれる投稿をチェックしている。

 不適切だと判断すれば、未成年者の投稿に対して「児童買春などの被害につながるおそれがあります」とメッセージを書き込む。やり取り相手の成人らにも「子供の人権を著しく侵害する極めて悪質な行為です」と警告する。6月末までに計33件の投稿に警告を行い、うち15件が削除されたという。

 県警によると、県内で今年上半期(1~6月)、SNSをはじめとするコミュニティーサイトの利用がきっかけで被害に遭った18歳未満は17人(前年同期比6人減)。少年課は「子どもたちは何度もやり取りするうちに、会ったことのない人を信用してしまうケースが目立つ。粘り強く警告を続け、警察がSNS上でも目を光らせていることを周知啓発したい」としている。

 同様の取り組みは、2018年10月に愛知県警が全国で初めて導入し、各地の警察に広がっている。

(2020年07月16日 21時17分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ