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感染防止策に最大10万円補助 県が事業者向け制度創設

新型コロナ対策を盛り込んだ補正予算案を発表する伊原木知事
新型コロナ対策を盛り込んだ補正予算案を発表する伊原木知事
 岡山県は13日、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に備え、事業者の対策を支援する県独自の補助金制度を創設すると明らかにした。マスクや消毒液といった衛生用品の購入、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保する間仕切りの設置などに最大10万円を補助する。

 対象は県内に事業所を持つ法人・個人事業主で、感染防止の「業種別ガイドライン」に沿った対策。オフィスの事務机へのアクリルボード設置、「新しい生活様式」の啓発ポスター作製にも対応する。補助率は3分の2で、領収書などがあれば4月1日までさかのぼって適用する。3万3千社程度の利用を想定し、35億円を見込む。

 同日発表した2020年度一般会計補正予算案に盛り込んだ。他の事業は、小規模事業者の生産性向上を図る設備導入費の補助10億円▽新型コロナの検査負担を軽減するため、症状が似た肺炎球菌のワクチンを高齢者に接種する際の支援8億8100万円▽おかやまマラソンの次回開催に向けた感染防止計画の作成1600万円―など。

 補正総額は71億2800万円で、財源はいずれも国庫支出金を活用する。17日に臨時県議会を招集して提案する方針。

 新型コロナ関連の補正は19年度分を含め第6次となり、累計は519億2600万円。記者会見で伊原木隆太知事は「経済に与える影響をできるだけ小さくしながら感染を抑えていく。いろいろな指標を注意深く見ながら適切な対応を取っていきたい」と述べた。

(2020年07月13日 12時17分 更新)

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