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介護タクシー開業資金CFで募る 津山の寺坂さん 地元福祉に貢献を

介護タクシーで「地域の高齢者らを笑顔にしたい」と語る寺坂さん
介護タクシーで「地域の高齢者らを笑顔にしたい」と語る寺坂さん
 津山市の介護福祉士・寺坂実成(みなり)さん(21)が、介護タクシー事業を始めるための資金を、クラウドファンディング(CF)で募っている。来年3月の開業が目標で、募集期間は8月11日まで。

 寺坂さんは、介護福祉士の受験資格が得られる美作高(同市山北)の福祉コースに進み、3年時に国家試験に合格。卒業後は介護とは直接関係のない会社で働いているが、2年前に祖母の通院に付き添った際に介護タクシーを見かけ「津山地域では担い手も高齢化していると感じた。若者として地元の福祉に貢献したい」と起業の準備を進めてきた。

 車いすに加え、ストレッチャーも乗せられるサービスを計画。車両1台の購入や車いす、つえなど用具を含め、初期投資は約510万円の見込み。貯金や融資を使っても不足する80万円を、山陽新聞社や中国銀行などが連携するCFサービス「晴れ!フレ!岡山」で集める。3千円から募り、返礼品は作州地域の農産物や地元の「横野和紙」を用意した。

 20代前半の介護福祉士による介護タクシー運営は全国的にも珍しいとみられ、寺坂さんは「高齢者らが通院や買い物だけでなく、孫の結婚式といった行事や旅行などもより自由に楽しめる津山をつくる」と話している。

 詳細、支援は同サービスのホームページ(https://readyfor.jp/projects/nursing-taxi)。

(2020年07月11日 10時05分 更新)

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