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岡山市教委の「夜間教室」始まる 読み書きや計算、教員OBが指導

岡山市で始まった夜間教室
岡山市で始まった夜間教室
 病気や不登校などで義務教育を十分に受けられなかった人を対象にした岡山市教委の「夜間教室」がスタートした。市内2カ所を会場に教員OBが読み書きや計算を指導。受講者の「学びたい」との希望に応える。

 スタートした3日は、適応指導教室のトラングル一宮(北区一宮)で20~70代の4人が受講した。教員OB5人が講師となり、小中学校の教科書やプリントを使って国語、算数、英語を教えた。「算数の筆算は桁をそろえて書いて」「英語のFの発音は下唇をかむように」などとマンツーマンで指導を受けながら、受講者は熱心に問題に取り組んだ。

 北区の30代主婦は、中学高校時代に不登校で、勉強できるチャンスと思って申し込んだという。「問題の解き方が分かって納得する瞬間が面白かった。小学生の子どもがおり、勉強を教えてあげたい」と話した。

 教室は、トラングル一宮(第1、3金曜)と操山公民館(中区国富、第1、3火曜)。学ぶ内容は受講者と話し合って決めていく。定員は各15人程度で、現在計7人が受講。希望者を随時受け付けている。

 市教委生涯学習課は「学びの場を提供し、公立夜間中学の必要性についても検討していきたい」としている。問い合わせは同課(086―803―1606)。

(2020年07月09日 19時39分 更新)

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