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今こそ イ草製品の良さ感じて 倉敷で祭り、花ござやバッグ並ぶ

多彩なイ草製品が並ぶ会場
多彩なイ草製品が並ぶ会場
 倉敷市伝統のイ草産業をPRする「倉敷いぐさ祭り」が、同市本町の倉敷アイビースクエアで開かれている。新型コロナウイルスの影響でステイホームが広がる中、現代の生活にも合致し、快適に過ごせるイ草製品の魅力を伝えている。26日まで。

 同市内の9業者が出品。イグサの爽やかな香りに包まれた会場は、密にならないよう見通しの良いレイアウトに。目を引くのは国産イグサで作られた伝統の花ござで、モダンなデザインが洋室にもぴったり。寝ござは市内で育ったイグサを使い、独特な肌触りで寝心地も良さそうだ。

 小物も充実。かつては買い物かごとして愛された「いかご」、幾何学模様のランチョンマット、畳縁(たたみべり)やデニムと組み合わせたバッグなど、身近に使える雑貨がそろっている。

 三宅松三郎商店(同市西阿知町)のイ草製品の製造工程を再現する模型や、備中西阿知花莚(かえん)組合が保管する輸出用の花ござなども展示。装飾家の能勢聖紅(せいこう)さんが手掛けたオブジェも会場を彩る。

 室内で過ごす時間が増えたことをきっかけに、地元の人にもイ草の魅力を再認識してもらおうと、同市在住者(自己申告で可)は1割引きするほか、お得な訳あり商品も並べる。運営の森貴彩さん(33)は「ござは“呼吸”して湿度や温度を調整し、換気が必要とされている今こそ、良さを実感できる。ぜひ手に取って見てほしい」と話している。

 祭りは2012年から毎年開催。入場無料。午前10時~午後4時。

 出展業者は次の通り。

 今吉商店(西阿知町)▽IGUSA LABO(同)▽萩原(西阿知町西原)▽建部商店(西中新田)▽須浪亨商店(茶屋町早沖)▽ネイチャーアプローチ(中庄)▽高田織物(児島唐琴)▽松井織物(同)▽タタミエン(上富井)

(2020年07月10日 09時16分 更新)

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