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犠牲者、高齢が9割弱 豪雨、九州の身元判明53人

 大分県九重町の大分自動車道(上)で起きた土砂崩れ現場。下は国道210号=9日午前11時33分(共同通信社ヘリから)
 大分県九重町の大分自動車道(上)で起きた土砂崩れ現場。下は国道210号=9日午前11時33分(共同通信社ヘリから)
 九州各地に大きな被害をもたらした豪雨の影響で死亡し、身元が判明した福岡、熊本、大分3県の53人のうち、9割弱にあたる47人が65歳以上の高齢者だったことが9日、分かった。熊本の特別養護老人ホーム「千寿園」では14人が犠牲になり、高齢者を含めた災害弱者の避難支援の難しさが改めて浮き彫りになった形。専門家は河川の氾濫による水害という今回の特徴を挙げ「避難準備にかかる時間的余裕がなかったことが要因だ」と指摘する。

 共同通信の9日までの集計によると九州の犠牲者62人の内訳は熊本県59人、福岡県2人、大分県1人。行方不明者が熊本、大分、鹿児島県で計16人いる。

(2020年07月10日 00時30分 更新)

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