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豪雨支援「私たちの番」 真備のグループ、熊本へ物資

熊本県に送る支援物資を箱に詰める真備町地区の住民=6日
熊本県に送る支援物資を箱に詰める真備町地区の住民=6日
物資とともに寄せられた手書きのメッセージ
物資とともに寄せられた手書きのメッセージ
 熊本県を襲った豪雨を受け、西日本豪雨で被災した倉敷市真備町川辺の住民グループが支援物資を集め、被災地に届ける計画を進めている。「これまで全国の支援に励まされてきた。今度は私たちが支えになりたい」との思いを込めている。

 「川辺地区まちづくり推進協議会」「川辺復興プロジェクトあるく」の2住民団体が5、6日、無料通信アプリLINE(ライン)のグループ機能を使って、住民に支援物資の提供を呼び掛けた。

 2日間で計296人の支援者が受付窓口のあるく事務所(同町川辺)に駆け付け、タオルや衣類、衛生用品、レトルト食品など段ボール箱100箱以上の物資を寄せた。義援金も募ったところ50万円余りが集まった。

 「きっと大丈夫です。一緒に頑張りましょう」「できることをしていこう!」…。真備住民が手書きしたメッセージとともに、物資を九州地方の支援グループとつながりを持つボランティア団体「いのりんジャパン」(岡山市)に託した。8日、現地に向けて発送された。

 同町川辺の自宅が被災して全壊し、現在は総社市に住む女性(66)は、支援物資としてゴム手袋や洗剤を寄せた。「2年前の豪雨では泥水に覆われた家財を洗うのに重宝した。自分たちが当時必要とした物を届けたい」と言う。

 「河川が氾濫した熊本の映像や写真を目にして、真備の被災者は当時の光景がフラッシュバックしている」と槙原聡美あるく代表(40)は話す。「被災者の気持ちが分かるからこそ、できる限り寄り添いたい。2年前、私たちが全国の励ましに救われたように」

(2020年07月09日 11時03分 更新)

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