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まちがいなく世界一過酷なリーグ…

 まちがいなく世界一過酷なリーグだ!―。そんな表紙の言葉に興味をそそられ、「サッカー・J2論」という元日本代表の松井大輔選手(横浜FC)の著書を読んだ▼全国に22チームあり、移動距離が長く、試合間隔は短い。平均でJ1の3分の1の予算でクラブを運営し、選手の年俸や環境は恵まれない。Jリーグになじんだ身から言えば、「過酷」という理由にはあまり驚かなかったが、フランスなどの2部でもプレーした選手が言うのだから、海外と比べても厳しいのは確かなのだろう▼再開後はより過酷な日程となった。新型コロナウイルスの感染拡大による4カ月の中断を取り戻すために、中2、3日の試合も少なくない▼その分、1試合の交代枠を3人から5人に増やした。これまで出場機会が少なかった選手は、むしろチャンスとして生かしてもらいたい▼と、言わずもがなをつい書いてしまうのは、ファジアーノ岡山の成績がどうもすかっとしないからだ。0―2から追い付いたのに勝ち越せないなど、再開後の2戦はともに引き分けた▼無観客で再開したJリーグは10日から観客を入れることになった。この日あるのは、岡山市のシティライトスタジアムでのファジアーノ―北九州戦だけで、全国から注目されよう。満員とはいかないが、ホームの応援が後押しになるように祈る。

(2020年07月08日 08時00分 更新)

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