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男子は青江、女子は中原が頂点 県高校総体代替大会バド単

男子シングルスで優勝を飾った青江優志=ジップアリーナ岡山
男子シングルスで優勝を飾った青江優志=ジップアリーナ岡山
女子シングルスを制した中原鈴
女子シングルスを制した中原鈴
 岡山県高校総体の代替大会は5日、岡山市のジップアリーナ岡山でバドミントンの男女シングルスがあり、男子は青江優志(水島工)、女子は中原鈴(倉敷中央)が頂点に立った。

 【男子】個人 シングルス (1)青江優志(水島工)(2)池田(同)(3)藤原(同)

 【女子】個人 シングルス (1)中原鈴(倉敷中央)(2)吉川(同)(3)江見(同)

■青江、複の名手「最後の舞台」で輝く
 小柄な“伏兵”が最後に大きな花を咲かせた。男子シングルスを制したのはダブルスの名手・青江。「シングルスでは決勝に残るのも初めて。高校最後の大会で最高の気分」とはにかんだ。

 決勝の相手はチームのエースで1年夏からペアを組む池田。「実力は向こうが上。相手をよく見て空いたところを徹底的に突いた」というラリーで揺さぶった。途中で両脚がつりかけた第2ゲームは大差で落としたが、「きついのはお互いさま。気持ちだけは折れないように」と163センチの体を目いっぱい使って攻めの姿勢を貫く。一進一退の最終ゲームは14―15から7連続得点で一気に勝負を決めた。

 インターハイの中止が決まり、一時はモチベーションが低下した。それでも「最後の舞台」があると信じ、自宅近くの神社での階段ダッシュなど鍛錬は怠らなかった。秋にはボートレーサーの養成学校を受験するつもりで、「スポーツ推薦の材料になる結果を何が何でも残したい」という強い思いも原動力になった。

 1週間後は得意のダブルスがある。「最後は池田と一緒に優勝して終わりたい」。小学1年から続けてきた競技の区切りは、僚友と笑って迎えるつもりだ。

■中原、先輩の意地示す
 女子シングルスは上級生が意地を示した。「優勝は狙っていた。先輩として譲れない気持ちもあった」と中原。決勝は、昨夏の全国中学校体育大会準優勝の実績を持つ吉川をストレートで退け、胸を張った。

 「運営の先生方への感謝を持って戦った」と気合十分で臨んだ久々の実戦。ミスの少ない安定したプレーで終始リードを奪った。要所では、ストレートに見せかけてクロスに打つカットなどを効果的に織り交ぜて相手のミスを誘い、精神面でも優位に立った。

 部活動の自粛が続いた期間も腐らず、「やったらやっただけ差を付けられる」と高い意識で自主トレーニングに励んだ2年生。「目標だったインターハイの中止はつらかったけど、来年まで十分な準備期間ができたと思いたい」。集大成の1年へ、ここからギアを上げていく。

(2020年07月05日 22時49分 更新)

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