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豪雨復興願う龍と鳳凰の天井画 備中国総社宮 絵師の斎灯さん奉納

総社宮に奉納された福光鳳凰龍神図と斎灯さん
総社宮に奉納された福光鳳凰龍神図と斎灯さん
 西日本豪雨から2年を前に、総社市総社の備中国総社宮に復興を願う天井画がお目見えした。絵師斎灯サトルさん(43)=静岡市=が拝殿の十畳間の天井いっぱいに、龍と鳳凰(ほうおう)を描き奉納した。

 斎灯さんは、国内の神社仏閣の天井画やふすま絵を描く芸術家。これまでに東日本を中心に、神社や寺院14社の天井画18枚を描いている。総社宮への奉納は、斎灯さんを招き総社市で講演会を開いている美容院経営前田美紀さん(51)の仲介で実現した。

 天井画は「福光(ふっこう)鳳凰龍神図」(横4・5メートル、奥行き3・6メートル)。昨年末、制作に着手。10枚に分割した状態で静岡市で描き、総社宮拝殿の天井に据え付けた。最終的な手直しや調整をし、6月中旬に完成させた。

 斎灯さんは「総社の地の幸せを願いながら描いた。地域が協力して災害を乗り越えたシンボルとして、地域を守る存在として親しんでもらえれば」と話した。

 総社宮の渡辺雅夫宮司(71)は「迫力ある素晴らしい天井画。大勢の参拝者に見てもらいたい」とする。

(2020年07月06日 08時14分 更新)

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