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岡山駅前のピーコック噴水撤去へ 路面電車乗り入れ伴い記念碑も

撤去が決まったピーコック噴水とモニュメント「吉備沃野」
撤去が決まったピーコック噴水とモニュメント「吉備沃野」
 JR岡山駅東口広場のピーコック噴水とモニュメント「吉備沃野(よくや)」が、岡山市の路面電車乗り入れ事業に伴って撤去されることが30日、分かった。広場に停留所などを整備するため。待ち合わせ場所などとして親しまれてきた県都の玄関口のシンボルが姿を消す。

 噴水は1975年に造られ、流れる水の様子は羽を広げたクジャクをイメージしている。吉備沃野は新千年紀記念として2001年に県が設けた。備前焼などを敷き詰めた平面作品で、当時の78市町村の名前が刻まれている。

 乗り入れ事業では路面電車の軌道を引き込み、停留所を新設する。市は21年度以降に撤去に着手、後楽園をモチーフにした広場の再整備を含め、22年度中の完成を目指す。

 市は「新しい広場は岡山の玄関口にふさわしく、便利で愛着の持てる場にしたい」としている。新幹線開通に合わせて1972年に設置された桃太郎像は、再整備した広場の停留所近くに移設される。

 通り掛かった同市南区の主婦(40)は「岡山の象徴的な場所なので無くなるのは寂しい。新しい広場も市民が親しめる場にしてほしい」と話した。

(2020年06月30日 22時11分 更新)

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