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池田組事務所に使用制限本命令 県公安委、9月28日まで3カ月

池田組本部事務所の入り口に使用制限命令の標章を張る岡山県警の捜査員=29日午前10時7分、岡山市北区田町
池田組本部事務所の入り口に使用制限命令の標章を張る岡山県警の捜査員=29日午前10時7分、岡山市北区田町
 岡山市で神戸山口組系池田組(同市)の幹部が銃撃され、山口組系大同会(鳥取県米子市)の幹部らが逮捕された事件を受け、岡山県公安委員会は29日、池田組の本部事務所について、暴力団対策法に基づき、組員の使用を制限する本命令を出した。県警が緊急措置として5日に仮命令を出していた。

 抗争事件の拡大を防ぐのが目的で、期間は9月28日までの3カ月間。抗争に向けた連絡や凶器保管のために事務所を使用することが引き続き禁止される。鳥取県公安委も29日、米子市内にある大同会と傘下組織の事務所計3カ所について仮命令から本命令へ切り替えた。

 岡山市北区田町の池田組本部事務所には29日午前、岡山県警の捜査員が立ち入り、出入り口などに張っていた仮命令の標章を本命令の標章に張り替えた。

 銃撃事件は5月30日に発生。池田組幹部(58)=愛媛県四国中央市=が腹部を撃たれ重傷を負い、大同会の幹部ら2人が殺人未遂などの疑いで逮捕された。岡山、鳥取、島根、愛媛の各県公安委は、7月7日に山口組、神戸山口組を「特定抗争指定暴力団」に指定し、活動を厳しく制限する「警戒区域」に岡山、米子などの4市を加える予定。

(2020年06月29日 12時00分 更新)

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