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【レッツ!オンライン】スナック 海外から“来店”も

オンラインスナックを開く長江さん。背景はバーらしさを演出している
オンラインスナックを開く長江さん。背景はバーらしさを演出している
コマ割の画面を通じて乾杯する参加者
コマ割の画面を通じて乾杯する参加者
 「乾杯!」。コマ割りのパソコン画面に映った参加者たちがウイスキーやソフトドリンクのグラスを掲げて口に運ぶ。

 キャリアコンサルタントとして働く長江由美子さん(46)=岡山市=が月2回ほど開いているオンラインスナック「鉄子の部屋」。通常は自前の店舗を持たず、バーの店舗を借りたり、イベントに呼ばれたりと場所を変えながら営業しているが、新型コロナウイルスを警戒して3月末からオンラインに切り替えた。

 午後4時、7時、8時の3部制。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使い、自分で好きな飲み物やつまみを用意して参加してもらう。無料。毎回5人程度が自宅から画面を通じて顔を合わせ、ママの長江さんを介して約1時間、ほろ酔い気分で会話を楽しむ。

 13日には会社員や経営者ら男女5人が岡山や東京、香川などから“来店”した。互いに初対面の人ばかりで、海を越えてはるばるタイから参加した人も。

 グラスを傾けながらの会話はコロナによる生活の変化や仕事に及んだ。「今の仕事を続けていくべきかどうか」と1人が悩みを打ち明けると、他の参加者は「自分は海外で働きたいと思い転職した」「私も同じ業界だけど、社内にもいろんな仕事があるので考えてみては」などと話につきあった。

 長江さんは「コロナで飲み会が自粛となり、誰かと語りたいのにできず、ストレスを抱えている人は多いはず。住んでいる場所を問わず参加でき、実店舗にない偶然の出会いもある。一度利用してみては」と話している。

 申し込みや開店日は鉄子の部屋のフェイスブックで確認できる。

(2020年06月26日 22時04分 更新)

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