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英語絵本、小学6年生が翻訳出版 浅口の川上君 小学館から全国発売

日本語訳した絵本「プラスチックのうみ」を手にする川上君
日本語訳した絵本「プラスチックのうみ」を手にする川上君
 大学中級程度とされる英検準1級の資格を持つ浅口市在住の小学6年川上拓土君(12)が、英語の絵本「プラスチックのうみ」(ミシェル・ロード作、ジュリア・ブラットマン絵)を日本語訳し、小学館から出版された。「自分の名前が表紙に入った本ができ、うれしい」と喜んでいる。

 絵本(縦、横とも約26センチ、36ページ)の原書は米国で出版。ビニール袋やペットボトルといったプラスチックごみによる海洋汚染をテーマに、現状やリサイクルの重要性などを分かりやすく紹介している。

 初挑戦の翻訳に、「原文のリズム感を損なわないようにしたり、言葉の順番の違いで言いたいことがぼやけたりしないよう苦労した」と川上君。完訳までに約1カ月を費やしたという。

 幼い頃から英語を学んだ川上君は、小学2年の秋から岡山市の後楽園で外国人観光客に英語でガイドをしており、2018年に同社の雑誌で“スーパー小学生”として紹介された。その縁で編集者から昨年9月、日本語訳の依頼を受けた。ちょうどプラスチックごみを取り上げた別の英書を読んでおり、「運命を感じた」と快諾した。

 川上君は「作業を通して、今まで以上に環境問題に興味が出てきた。夏休みに海岸のごみ拾いをしたい」と話している。

 税別1500円。全国の書店で販売している。問い合わせは同社(03―5281―3555)。

(2020年06月22日 20時03分 更新)

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