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萩原美作市長が辞表提出 教育長の人事案否決で引責

萩原誠司市長
萩原誠司市長
 美作市の萩原誠司市長(64)は19日、開会中の6月定例市議会に提案した教育長の人事案が18日に否決された混乱の責任を取るとして、岡本泰介議長(73)に辞表を提出した。岡本議長は19日、辞職の申し出を受けたと市選管に通知。公選法の規定で市長選は50日以内に行われることになり、市選管は21日に会合を開いて日程を決める。

 萩原市長は取材に「議会の混乱の責任を取って職を辞す。議会の正常化、新型コロナウイルス対策などについて民意を問いたい」とし、再出馬の意向を示した。辞職日は7月25日で、「梅雨による出水期を迎えており、懸念される被害に備えるため」と説明した。

 萩原市長は18日の定例会に、空席だった教育長に元小学校長を充てる案を提案。無記名投票の採決で、白票を含め投票した全16人から同意を得られなかった。

 辞表提出を受けて岡本議長は急きょ議員を集めて報告した。岡本議長は「議会としては新型コロナ対策や市民生活の安心安全、福祉向上など市政の課題に粛々と臨んでいく」と述べた。

 萩原市長は旧通産省出身。1999年から岡山市長を務め、2期目途中の2005年に衆院岡山2区から出馬して比例復活当選し、1期務めた。14年の美作市長選で初当選し、18年に再選を果たした。22年3月29日が任期満了だった。

 市長選と同日程で、現職議員の死去に伴う市議補選(欠員1)も行われる予定。

(2020年06月19日 18時27分 更新)

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