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氷河期世代の応募枠設定、美作市 21年度職員採用試験で

 美作市は、2021年度の職員採用試験にバブル崩壊後の「就職氷河期世代」の募集枠を一般事務職と土木・建築職に新たに設けた。ただし、氷河期世代だけの採用枠はなく、新卒予定者を含めた全応募者の中から採用を決める。申し込みの締め切りは19日。

 両職種とも、対象は6月1日までの1年間に正規雇用されておらず、過去5年間の正規雇用期間が合計1年以下で、1975年4月2日~87年4月1日生まれの人。

 英会話などの専門的な技能を持つU・Iターン者、新卒予定者を含めた全体の採用人数は、一般事務職8人程度、土木・建築職3人程度。7月12日に1次試験を行う。

 就職氷河期世代の募集枠設定について、市は「安定した職業に就けなかった世代の就労を後押ししたい。苦労した経験を市政に生かしてほしい」としている。

 就職氷河期世代の採用を巡っては、全国で導入の動きが見られる。岡山市では今年、6人程度の採用枠に1465人が応募し倍率は244倍に上った。鏡野町も事務職と土木技師1人ずつの採用枠に計20人が応募し選考を進めているという。

 市は、保育士や看護師、保健師といった他職種についても従来通り採用試験を行う。

 問い合わせは市総務課(0868ー72ー1111)。

(2020年06月16日 18時56分 更新)

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