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岡山空襲テーマに授業 山陽学園高 戦災資料もとに意見交換

焼夷弾のレプリカを見学する生徒
焼夷弾のレプリカを見学する生徒
 山陽学園高(岡山市中区門田屋敷)の1年生が10日、間もなく75年を迎える岡山空襲(1945年6月29日)をテーマにした授業を受けた。生徒たちは戦災資料を見て意見を交換し、戦争の悲惨さや平和の尊さを学んだ。

 1年生約100人が参加し、岡山空襲展示室(北区駅元町)から借りた資料などを見学。岡山空襲でも投下された米軍の焼夷(しょうい)弾のレプリカや、焼け落ちた岡山市街地の写真パネル、焼失範囲を示した地図などを見た。

 意見交換では、資料から感じたことや気付いたことを発表。焼失面積の広さに「自分の家が現在立っている場所も岡山空襲で焼けていたと初めて知った」といった意見や、多くの家屋が焼けた写真に「逃げ延びるのが難しそうだ」などと感想が出ていた。

 生徒たちは「自分たちの街のことなのに岡山空襲についてこれまでほとんど知らなかった。焼け跡の写真を見て初めて実感が湧いてきた」、「戦争の惨禍を忘れずに、将来にも伝えていきたい」と話した。

 授業は総合学習の一環で実施した。生徒たちはこの日までに、岡山空襲に関するDVDを視聴するなど事前学習してきた。

(2020年06月10日 18時56分 更新)

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