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「内水ハザードマップ」大幅改訂 岡山市、浸水想定エリア見直し

岡山市が大幅改訂した内水ハザードマップ
岡山市が大幅改訂した内水ハザードマップ
 岡山市は、大雨で下水道や用水路から水があふれ出す内水氾濫に備えた「内水ハザードマップ」を大幅に改訂した。2018年の西日本豪雨を踏まえ、浸水の可能性があるエリアを見直した。

 見直しは、16年の作成以来初めて。従来版は、1994年の七夕豪雨(1時間雨量73・5ミリ)、2011年の台風12号(24時間雨量198ミリ)を基に作成していた。北区の笹ケ瀬川西岸地域などに内水氾濫をもたらした西日本豪雨(48時間雨量306・5ミリ)のデータを新たに加え、被害を予測している。

 マップでは、予想される浸水の深さを4段階で表示している。従来版は0・01~0・2メートル▽0・2~0・5メートル▽0・5~1・0メートルの3段階だったが、今回の見直しによって1・0メートル以上の浸水も想定されるとして新たな区分を追加した。色分けして示している。

 マップの区分けも区ごとの4分割から、14分割へ変更した。自宅周辺や避難先などの浸水被害の想定がより大きく見やすくなった。

 裏面には、浸水の深さに応じて避難所や自宅2階など、どこへ避難すべきかといった目安も新たに紹介している。緊急時に逃げ込む避難場所の情報も加えた。

 A1判カラー、1万3千部を作成。近く各区役所、各支所などに配布する。

 市下水道河川計画課は「災害時にできるだけ浸水リスクを避けられるよう、避難行動に役立ててほしい」としている。

(2020年06月10日 15時36分 更新)

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