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東京五輪BMX代表に岡山勢2人 長迫、大池 会見で決意

東京五輪のBMX代表に決まった長迫吉拓(右)と大池水杜=岡山市
東京五輪のBMX代表に決まった長迫吉拓(右)と大池水杜=岡山市
ながさこ・よしたく 笠岡・大島中出。17歳の時にアジア選手権ジュニアを制し、2013年世界選手権は日本勢初の入賞(7位)。16年のリオデジャネイロ五輪出場後は18年アジア大会で金メダルを獲得し、今年2月のワールドカップ(W杯)は日本人歴代最高の6位。トラック種目でも世界選手権に出場。175センチ、78キロ。
ながさこ・よしたく 笠岡・大島中出。17歳の時にアジア選手権ジュニアを制し、2013年世界選手権は日本勢初の入賞(7位)。16年のリオデジャネイロ五輪出場後は18年アジア大会で金メダルを獲得し、今年2月のワールドカップ(W杯)は日本人歴代最高の6位。トラック種目でも世界選手権に出場。175センチ、78キロ。
 おおいけ・みなと 静岡県島田市出身。中学時代に1歳上の兄と一緒に競技を始めた。全日本選手権は2017年から3連覇。18年5月のW杯で日本勢初の頂点に立った。昨年は4月のW杯で4位、11月の世界選手権で10位。両手をハンドルから離す「ノーハンド」が代名詞。170センチ、60キロ。
 おおいけ・みなと 静岡県島田市出身。中学時代に1歳上の兄と一緒に競技を始めた。全日本選手権は2017年から3連覇。18年5月のW杯で日本勢初の頂点に立った。昨年は4月のW杯で4位、11月の世界選手権で10位。両手をハンドルから離す「ノーハンド」が代名詞。170センチ、60キロ。
 日本自転車競技連盟は9日、東京五輪のBMX代表を発表し、レース男子は長迫吉拓(26)=日本写真判定、笠岡市出身=と、初採用となるフリースタイル・パークの女子は大池水杜(23)=ビザビ=が選ばれた。長迫は2大会連続、大池は初の代表入り。

 2019、20年シーズンのワールドカップ(W杯)で準決勝に2度以上進出することなどが選考基準で、長迫と大池はそれぞれの種目で唯一、満たしていた。

 岡山市で会見した長迫は「東京五輪が現役最後の大会だと思う。集大成のつもりで挑む」、大池は「自分らしく楽しみ、結果も出す」と抱負を語った。

 長迫は4歳の時、笠岡湾干拓地のコースで競技を始め、11年から全日本選手権で史上初の5連覇を達成。前回16年リオデジャネイロ五輪は準々決勝で敗退した。静岡県出身の大池は14歳から競技に打ち込み、18年5月のW杯で日本人初優勝。同年夏、練習環境が整う岡山市に拠点を移した。

 BMXの代表は計4人で、レースの女子は畠山紗英(21)=日体大、フリースタイル・パークの男子は中村輪夢(18)=ウイングアーク1st=が選出された。

 岡山勢では陸上女子マラソンの前田穂南(23)=天満屋=と、柔道女子78キロ超級の素根輝(19)=環太平洋大=が東京五輪代表に決まっている。

■「前回の経験生かす」「自分の良さ出し金」―長迫、大池の一問一答

 自転車BMXの東京五輪代表に決まったレース男子の長迫吉拓(26)=日本写真判定、笠岡市出身=とフリースタイル・パーク女子の大池水杜(23)=ビザビ=は9日、岡山市内でそろって会見し、1年後の大舞台に懸ける思いを語った。

 ◇     

 ―2016年リオデジャネイロ五輪に続き代表に選ばれた。

 長迫 (選考基準を唯一クリアし)気持ちの準備はできていた。東京五輪への出場は通過点であり、メダルを狙うのは当たり前。前回の経験を生かしながら(準々決勝で敗退した)悔しさも晴らしたい。

 ―フリースタイル・パークは東京五輪で初めて採用される。

 大池 女子の第一人者として自国開催の五輪に出場できるのは本当にうれしい。フリースタイル・パークという名の通り、大技を決めたり、美しさを追求したり、選手は個性的。自分らしく楽しいライディングをした上で金メダルを取りたい。

 ―新型コロナウイルスの影響で東京五輪は1年延期された。

 長迫 今は拠点とするスイスから地元の笠岡に帰り、日本自転車競技連盟の助けもあってベストな環境で練習ができている。脚力が自分のエンジンであり、この1年間はその出力を上げる時間にしたい。

 大池 私にとってはすごくラッキー。(国内最大級の専用施設の)「ライトBMXパーク」(岡山市)が間もなくオープンし、本番まで長い時間、より良い環境で練習できる。(コロナ禍が落ち着けば)日本全国の選手と一緒に練習し、いろいろなものを吸収するつもりだ。

 ―互いの印象は。

 長迫 種目が違い、実は会うのも今日が初めてだが、ワールドカップで優勝したと知って僕も負けられないというモチベーションをもらった。

 大池 五輪を経験していてやっぱりすごい。同じ岡山勢として負けないように頑張ろうと思っている。

 ―地元岡山のファンにメッセージを。

 長迫 リオに出場した時、母校の小中学校などからも応援してもらい、大きな力になった。恩返しという形でベストなパフォーマンスを見せたい。多くの人に注目してもらい、応援の輪を広げてもらえれば。

 大池 拠点を岡山に移して2年ほどたち、地元の皆さんから声を掛けてもらう機会も増え、うれしく思っている。男子選手の中でほぼ唯一の女子選手として頑張ってきた。女子だからできないという概念を取り払えるようにこれから1年間練習していく。

(2020年06月09日 22時56分 更新)

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