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岡山城、 展示機能を大幅強化 岡山市が改修の基本設計を公表

本丸下の段に移設する備前焼工房(右)の完成イメージ
本丸下の段に移設する備前焼工房(右)の完成イメージ
 岡山市は5日、2022年秋の開業を目指す岡山城天守閣(同市北区丸の内)の大規模改修の基本設計を公表した。展示機能の大幅強化を図り、新たに博物館と同水準の陳列ケースを導入する。

 地上6階地下1階のうち、2~6階を展示スペースとし、宇喜多、小早川、池田の歴代城主や、城下町の変遷などを紹介する。2階には温度や湿度を管理できる展示ケースを配置。貴重な歴史史料を展示しやすくし、本格的な展覧会の開催も可能にする。

 1階にある多目的スペースは現在の約2倍の約300平方メートルに拡大。結婚式や企業イベントに利用されている夜間貸し出しの促進を図る。1階にある備前焼工房は本丸下の段の車庫を改修して移し、城内散策を促す。

 市観光振興課は「城下町岡山と烏城、城主たちの歴史ロマンを伝える施設を目指したい」としている。

 大規模改修は、天守閣の耐震改修に合わせて実施。20年度は実施設計に入り、21年度に着工する。概算事業費は約12億円。

(2020年06月05日 22時51分 更新)

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