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“あつ森”に大原の名画公開 人気ゲームソフト、部屋装飾用に5作品

大原美術館がゲーム内で公開した絵画の収蔵作品
大原美術館がゲーム内で公開した絵画の収蔵作品
 大原美術館(倉敷市中央)は任天堂の人気家庭用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)で、プレーヤーが自分の部屋を飾る際に使用できる絵画としてゴーギャンなど収蔵5作品を公開し、利用できるようにした。同美術館は新型コロナウイルスの影響により8月中旬まで休館中で「実物の絵画を見てもらえるのはもう少し先だが、それまでゲームの中で親しんでほしい」としている。

 あつ森は、任天堂が3月に日本や米国で発売し、1100万本以上売れているというニンテンドースイッチの人気シミュレーションゲーム。プレーヤーがアバター(分身)を操作し、無人島で動物たちと気ままに生活していく内容で、大原美術館の絵画5作品は部屋や服、家具などを自由に装飾できる「マイデザイン」と呼ばれる機能で使える。

 公開した作品はセガンティーニ「アルプスの真昼」、マルケ「マルセイユの港」、モディリアニ「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」、ゴーギャン「かぐわしき大地」、ルソー「パリ近郊の眺め バニュー村」。人気の高い絵画のうち、ゲーム機の画面でも雰囲気が伝わりやすい作品を選んだ。加えて同美術館のロゴマークも使えるようにした。

 作品を利用するには、美術館ホームページ内の「休館期間中に大原美術館をお楽しみいただくために」からアクセスし、専用サービス「タヌポータル」でダウンロードする(ニンテンドースイッチオンラインへの加入が必要)。

 あつ森では、国内外の美術館や博物館も収蔵作品などを公開している。大原美術館は今後、絵画以外の美術品の“出品”も検討しており「多岐にわたるコレクションがあるので楽しんでもらえるはず。好きな美術品を集め、ゲーム内でオリジナルの美術館を作ってみては」と呼び掛けている。

(2020年06月05日 09時47分 更新)

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