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保育所入所の調整にAI活用 倉敷市、21年度入所者から

倉敷市役所
倉敷市役所
 倉敷市は3日、保育所の入所先を決める利用調整で人工知能(AI)を活用する方針を明らかにした。2021年度の入所者分から導入する。保育ニーズの増加で事務作業が増える中、業務を効率化し市民サービスを向上させる狙い。

 保育所の利用調整では、保護者の就労状況や健康状態などの指標を基に、申込者ごとに保育の必要性の度合いを点数化。入所を希望する施設(最大5カ所)を踏まえ、点数の高い順に入所先を決定する。

 複雑な作業で職員の負担が大きいため、市は18年度の利用調整で実証試験としてAIを活用。業務の効率化と、手作業と同程度の精度が確認されたという。

 市は20年度補正予算案にシステムの整備費730万円を計上。市保育・幼稚園支援室は「業務の効率化で、職員が保護者の声をより丁寧に聞く時間をつくれる」とする。

 利用調整でのAI活用は全国で関心を集め、県内では井原市も導入を目指す。19年度に本格導入した滋賀県草津市によると、作業に年約920時間かけていたが、約200時間削減できたという。

(2020年06月03日 22時57分 更新)

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