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9月入学制導入見送り、「残念」 伊原木知事、検討継続求める

 安倍晋三首相は2日、9月入学制の来年からの導入を事実上見送る意向を自民党議員に伝えた。党ワーキングチーム(WT)から「直近の導入は困難だ」とする提言を官邸で受け取り「法改正を伴う形では難しい」と応じた。

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 岡山県の伊原木隆太知事は2日の記者会見で、来年の9月入学制導入が見送りの見通しとなったことに関し「直近の1年、2年だけを見て決めているように思えて残念だ。大きなコストがかかるとしても10年、20年先を考えれば9月入学の利点は大きい」と話した。

 伊原木知事は、秋入学を主流とする海外に合わせることで留学がしやすくなるといった理由で9月入学に賛成の立場を取っている。「新型コロナウイルスの流行が終わったら、制度の検討も終わりとはしないでほしい」と述べ、議論は続けるべきだとの考えを示した。

(2020年06月02日 22時30分 更新)

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