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コロナ終息願い祇園祭の山鉾展示 津山・城東むかし町家で企画展

長刀鉾(左から二つ目)など山鉾の模型を紹介する企画展
長刀鉾(左から二つ目)など山鉾の模型を紹介する企画展
 江戸時代の町並みが残る津山市城東地区の城東むかし町家(同市東新町)で、京都三大祭りの一つ、祇園祭(7月)の山鉾(やまほこ)を模型で紹介する企画展が開かれている。8月20日まで。

 祇園祭は、疫病退散を願った869年の祇園御霊会(ごりょうえ)が起源とされる。ハイライトの山鉾巡行は例年多くの観光客でにぎわうが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は中止が決まっている。展示は、津山郷土玩具研究会の杉元耕司代表(71)がコロナ終息への願いを込めて、所有する15点を並べた。

 邪気を払うとされる大長刀(なぎなた)が付き、巡行で先頭を進む「長刀鉾」(高さ約1メートル)は約70年前の作品で、乗っている稚児らを細かな木彫りで表現した。聖徳太子を祭った「太子山」や平家物語の宇治川の合戦を題材にした「浄妙山」などもある。

 杉元代表は「終息を願うとともに、祇園祭の山鉾の来歴に思いをはせてほしい」と話している。

 午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。火曜休館。入場無料。

(2020年06月02日 21時14分 更新)

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