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ファジ・斉藤和樹が復帰 大けが乗り越え1年1カ月ぶり

大けがを乗り越え、全体練習に復帰したファジアーノ岡山の斉藤和樹=政田サッカー場
大けがを乗り越え、全体練習に復帰したファジアーノ岡山の斉藤和樹=政田サッカー場
 青空の下、復帰を祝うチームメートの拍手を受けると、自然と笑みがこぼれた。

 J2ファジアーノ岡山のFW斉藤和樹が28日、右膝の大けがを乗り越え、約1年1カ月ぶりにチームに合流した。「みんなでサッカーをするのはやっぱり楽しい」。ランニングやボール回しを精力的にこなし、プロ10年目の31歳は充実感を口にした。

 予期せぬアクシデントだった。昨年4月中旬の練習で右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。有馬新監督を迎えたチームで開幕から8試合連続で出場し、ゴールを決めるなど好調をキープしていただけに「(長期離脱することが)信じられなかった」と振り返る。

 J2熊本時代に2桁得点をマークしたことのある実力派アタッカーにとってプロ入り後、初となる故障。リハビリは一筋縄ではいかず、「良くなったり悪くなったりの繰り返し。気持ちはきつかった」。それでも家族や仲間、トレーナーのサポートで戦線に戻り、「本当に周囲に支えられた。プレーで応えたい」と感謝の気持ちはピッチで表現する。

 当たり負けしない体の強さやスピードあふれるドリブルが持ち味だ。新型コロナウイルスの影響で中断していたリーグは今月27日に再開される。「今は動きがどこまで戻るのか不安や危機感もあるが、この1年間の思いを試合でぶつけるために準備していく」。背番号18は徐々にコンディションを上げ、チームに欠かせない戦力となる。

(2020年06月01日 08時30分 更新)

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