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和気町 全員に手作りマスク配布へ 町社協が1.4万人分 町民ら縫製

配られた布マスクを着けて授業を受ける本荘小の6年生
配られた布マスクを着けて授業を受ける本荘小の6年生
和気町の花・フジをイメージした布マスク
和気町の花・フジをイメージした布マスク
 新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうと、岡山県和気町社会福祉協議会は、全町民約1万4千人に手作りマスクを配布する取り組みを進めている。町花・フジをイメージした薄紫色の布マスクで、町民らボランティア300人が縫製。学校園の子どもたちに配布しており、6月からは町民にも郵送する。

 和気町の職員組合が発案した。職員に募金を呼び掛けるなどして費用約140万円を捻出するとともに、町社協に協力を依頼した。5月上旬にボランティアを募ったところ、手芸が得意な町民らが手を挙げた。

 ボランティアは町社協が用意した紫色の布生地と内側のガーゼの50組を自宅に持ち帰り、ミシンや手縫いで仕上げた。大人用は縦12センチ、横18センチ。小学2年生以下の子ども用は縦9センチ、横16センチ。計1万4500枚を作った。

 参加した農業女性(68)=同町=は「皆さんに気持ちよく使ってもらえるよう心を込めて作った」と話していた。

 未就園児を除く中学生以下の子どもたちには、既に学校園を通じて配布されている。21日に受け取った本荘小6年の女子児童(11)は「軽くて色もきれい。大切に使いたい」と喜んだ。

 マスクは、町社協から寄贈された町が各世帯に発送する。町社協は「手洗いすれば、繰り返し使える。懸念される新型コロナ流行の第2波、第3波への備えとしても活用してほしい」としている。

(2020年05月31日 15時43分 更新)

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