山陽新聞デジタル|さんデジ

芸備線の秘境駅、缶バッジいかが 東城の住民組織が内名駅で配布へ

JR芸備線の増便を記念して作製された缶バッジとマグネットシート
JR芸備線の増便を記念して作製された缶バッジとマグネットシート
秘境駅として知られる内名駅
秘境駅として知られる内名駅
 JR芸備線の新見―備後落合間の増便(7月31日まで)に合わせ、庄原市東城町田森地区の住民組織・田森自治振興区は、“秘境駅”として知られ、今年開業65周年を迎える内名駅(東城町竹森)をデザインした缶バッジとマグネットシートを作製した。6月1日から同駅で無料配布する。

 缶バッジ(直径3・6センチ)は、同駅に停車する列車の写真の周囲に「JR芸備線増便記念」「65th 秘境の駅『内名駅』」の文字を配置したデザイン。マグネットシート(縦8・2センチ、横10・5センチ)には、列車の写真に合わせて同駅の所在地を示す地図などが印刷されている。

 同振興区は、鉄道ファンらから秘境駅として注目を集める同駅を地域活性化に生かそうと、昨年1月から季節ごとの缶バッジを駅待合室に設置。今回のものは増便が始まる4月4日から配る予定だったが、3月9日に東城―備後八幡間で列車の脱線事故が発生。新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言発令もあり、配布を見合わせていた。

 各250個を作製。今岡良道事務局長(67)は「緊急事態宣言も解除されたので、一人でも多くの人に芸備線を利用してもらい、ローカル線の旅と秘境駅の風景を楽しんでもらいたい」と話している。

 内名駅は東城町地区の中心部から北に約10キロ離れた山間地域の無人駅で、1955年7月に開業した。

(2020年05月30日 18時33分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ