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瀬戸内市所有の山鳥毛初公開へ 刀剣博物館で9月10日から

瀬戸内市が購入後初めて公開する国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」
瀬戸内市が購入後初めて公開する国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」
 瀬戸内市は29日、国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛=さんちょうもう)」について、備前長船刀剣博物館(同市長船町長船)で9月10日~10月4日、購入後初めて公開すると発表した。

 市は今春の公開を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で見合わせていた。同博物館では、予約システムや検温用サーモグラフィーの導入など、感染防止対策を強化する。記者会見した武久顕也市長は「感染状況を見極めながら、予約制や来館規制、中止など柔軟に対応したい」と述べた。

 感染防止対策の事業費は700万円。公開時の警備やシャトルバス運行などの695万円とともに、2020年度一般会計補正予算案に盛り込み、6月1日開会の定例市議会に提案する。

 山鳥毛(刃長79・5センチ)は、同市を拠点にした福岡一文字派の最高傑作とうたわれる鎌倉中期の名刀。購入を目指す市は18年11月、ふるさと納税などによる資金調達を始め、20年1月に目標の5億1309万円の資金を確保。3月に県内の個人から市に所有権が移った。

(2020年05月29日 21時58分 更新)

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